レインウェア研究所:パンツの裾が長い・ずり上がるを完全解決するレインウェア written by トキワ

「レインウェアのサイズ表を見てLサイズを買ったら、パンツの裾が長すぎて引きずってしまう」

「立っている時は丁度いいのに、バイクや自転車に乗って膝を曲げると、裾が上がって、靴下が濡れる」

デリバリー業務や訪問営業など、雨の日も外で活動するプロフェッショナルの方々から、このような「レインウェアのパンツ丈」に関するお悩みをよく耳にします。

上下セットのレインウェアは、一般的にジャケットのサイズ基準で作られているため、パンツの丈が合わない(長い)というケースが多々あります。それはレインウエアは衣服の上に着るので、大きめのサイズを買われるという事からも起こる現象です。一方でパンツの長さに合わせるとウエストがきつかったり、上着が小さかったり……。

実は、株式会社トキワの『レインナビゲーター』には、この「パンツ丈の不一致」と「裾のずり上がり」を同時に解決するための特別な機能が備わっています。

今回は、既製品でもオーダーメイドのようなフィット感を実現する「3段階調整」と「裾固定ベルト」の活用術を、比較写真を交えて徹底解説します。

調整機能「あり」と「なし」で動きはどう変わる?

トキワのレインウェア「レインナビゲーター」のパンツ丈調整機能の比較
レインナビゲーター パンツサイズ感比較(モデル:身長173cm、Lサイズ着用)

百聞は一見にしかず。まずは、レインナビゲーターのパンツ調整機能を使った場合と、使わなかった場合で、見た目や動きやすさがどのように変化するのか比較してみましょう。

Case A:調整せずにそのまま履いた場合

トキワのレインウェア「レインナビゲーター」のパンツ丈調整機能をしない状態の着用例
レインナビゲーター パンツ調整なし(モデル:身長173cm、Lサイズ着用)

いつもより少し大きめのサイズをそのまま履くと、どうしても裾が余ってしまいます。

かかとで裾を踏んでしまうと、歩行中の転倒リスクが高まるだけでなく、生地が地面と擦れて摩耗し、そこから水が染み込む原因にもなります。だらしない印象を与えてしまうため、訪問先でのビジネスマナーとしても避けたい状態です。

Case B:調整機能+固定ベルトを使用した場合

トキワのレインウェア「レインナビゲーター」のパンツ丈調整機能と固定ベルトを使用した着用例
レインナビゲーター パンツ調整機能+固定ベルト(モデル:身長173cm、Lサイズ着用)

いかがでしょうか。同じLサイズですが、足首の位置でしっかりと裾が固定され、ジャストサイズのパンツを履いているようなすっきりとしたシルエットになっています。

歩いても裾がバタつかず、引きずる心配もありません。これなら足元を気にすることなく、業務に集中できます。

秘密は「3段階調整」と「裾固定ベルト」の併用

トキワのレインウェア「レインナビゲーター」のパンツ丈調整機能と裾固定ベルト
パンツ丈調整機能と裾固定ベルト

このジャストサイズを実現しているのが、レインナビゲーター独自の「3段階パンツ丈調整機能」と「裾固定ベルト」の併用です。

なぜ「併用」が必要なのか?

レインナビゲーターのパンツには、太もも横に「丈調整用のボタン」と、裾に「ゴム製のベルト(ループ)」が付いています。初めて見る方は、「この裾から垂れるものは何?」「足掛け?」と思われるかもしれません。

実はこのベルト、「アンカー(錨)」の役割を果たします。

太もも横のボタンで丈を短くしても、歩いたり自転車やバイクの乗車時に、風で裾がめくれ上がったりすることがあります。

そこで、このベルトを靴底に通して「アンカー」として固定させることで、激しく動いても、自転車やバイクで膝を深く曲げても、常に設定したベストな長さをキープできるのです。

トキワのレインウェア「レインナビゲーター」の裾固定ベルトは、アンカーとして機能し、裾がずり上がるのを防止します
ベルトがアンカーとして機能し、裾がずりあがるのを防止

特に、自転車やバイクに乗る際、膝を曲げると裾がずり上がってしまう問題も、このベルトがパンツを下方向に引っ張るので物理的に防ぐ事ができます。

【実践】正しい装着手順(3ステップ)

この機能は、正しい順序で装着することで、最もスムーズかつ安全に使用する事ができます。「ベルトがついた状態で履く」と足が引っかかりやすいため、以下の手順で行ってください。

Step 1:まずは通常通りパンツを履いてください

パンツ丈調整と裾固定ベルトの使用方法1:通常通りパンツを履く

まずはベルトやボタンを使わずに、通常通りパンツを履いてください。

Step 2:太もも横ボタンで「パンツ丈」を調整する

パンツ丈調整と裾固定ベルトの使用方法2:太もも横のボタンで裾の長さを調整する
太もも横のボタンを留めて、裾の長さを調整する

次に、太もも横にある「丈調整ボタン」を使って、ご自身の脚の長さや好みに合わせて長さを決めます。

レインナビゲーターのパンツ丈調整機能による長さの違い
レインナビゲーターのパンツ丈調整機能

3段階で最大約12cm(※サイズにより異なる)の丈調整が可能です。ここでしっかりと余分な裾を解消しておきましょう。

Step 3:最後に「裾固定ベルト」を装着してパンツ丈を固定する

パンツ丈調整と裾固定ベルトの使用方法3:裾固定ベルトを装着する
ベルトを靴底へ回してボタンを留める

長さが決まったら、裾にあるベルトを靴底に回し、ボタンでパチンと固定します。 これで裾がしっかりとアンカー(固定)され、動いてもずり上がったり、ボタンが外れたりするのを防ぎます。

安全にご使用いただくために

レインナビゲーターの裾固定ベルトは、使用しない場合には取り外して下さい
裾固定ベルトを使用しないときは取り外して下さい

この「裾固定ベルト」は取り外しが可能です。
丈調整の必要がない場合、あるいは機能を使用しない時には、必ずベルトを取り外してください。
ベルトが固定されていない状態で歩くと、障害物に引っかかり転倒する恐れがあります。

シーンに合わせて着脱できるのも、プロ仕様であるレインナビゲーターの特長であり、こだわりです。

レインナビゲーターには裾固定ベルトに加えて、パンツ裾を絞るためのボタンもついています
裾固定ベルトとボタン

また、ベルトをとめるボタンに隣接して、パンツ裾を絞るためのボタンがついています。
パンツ裾を絞ることで、裾のバタつきを抑え雨の浸入を防ぐことができます。

よくあるご質問(FAQ)

ベルトを靴底に通して歩くと、違和感があったり、すぐに切れたりしませんか?

どのような靴でも装着できますか?長靴や安全靴でも使えますか?

まとめ:足元のストレスを無くして、雨の日も快適な現場へ

トキワの新レインウェア「レインナビゲーター」は2026年3月一般販売開始予定です

レインウェアのサイズが合わないストレスは、動きにくさによる疲労や、裾濡れによる不快感に直結します。

レインナビゲーターなら、スタッフ一人ひとりの体型に合わせてパンツ丈をカスタマイズできるため、既製品ながらオーダーメイド級の快適さを提供できます。

「サイズ選びに失敗したくない」「スタッフの雨の日の業務環境を改善したい」とお考えの企業様は、ぜひレインナビゲーターをご検討ください。

「レインナビゲーター」は2026年3月一般販売開始予定です。
製品の仕様など、ご質問などがございましたらお気軽にお問合せ下さい。