レインウェア研究所:シャカシャカ音がしないレインナビゲーター®の静音性 by トキワ

雨の日の現場で耳に残るレインウエア着用時の音

耳に残るレインウエア着用時の音。警備スタッフが無線で連絡を取ろうとした瞬間、レインウェアのシャカシャカ音が混入して聞き取れない。撮影現場でOKテイクを収録中、スタッフの動く音がマイクに拾われてNG。こうした「音の問題」は、雨の日の屋外現場で働く方なら一度は経験しているはずです。

防水性やサイズだけで選んでいると、後から「音がうるさい」という問題が現場で発覚することも多いのです。本記事では、レインナビゲーター®の静音性に注目し、レインナビゲーター®がなぜ「静か」なのか、そして警備・撮影・収録現場でなぜ適しているのかを解説します。

なぜ一般的なレインウェアはシャカシャカ音がするのか

硬い生地が擦れて「シャカシャカ」と摩擦音が出る一般的なレインウェアのイメージ

一般的なレインウェアに多く使用されるのは、ナイロンやポリエステルなどの表生地の裏にPVC(ポリ塩化ビニール)をラミネートした素材です。雨水を弾くために生地の表面に硬いコーティングを施しており、この「硬さ」が音の発生源です。

腕を振る、身体をひねる、歩くといった日常動作のたびに、硬い素材同士が擦れ合い「シャカシャカ」という摩擦音が生まれます。この音は単なる不快感にとどまらず、業務上の具体的なコストになります。

  • 警備現場:静かな環境下でウェアの音が響き、無線や周囲の声に集中しにくくなる場合がある
  • 撮影・収録現場:マイクにノイズが混入し、NGテイクが増えて編集コストが増大する
  • コミュニケーション障害:周囲の声や環境音が遮られ、注意散漫・疲労蓄積につながる

音の問題は「慣れれば大丈夫」ではなく、長時間着用するプロの現場では業務効率や安全性に直結します。

素材タイプ硬さの特性音の発生リスク
PVCコーティング硬く、低温でさらに硬化高い(特に冬季)
硬質ポリウレタンコーティング比較的硬い中〜高い
TPUラミネート柔軟・しなやか低い

PVC(ポリ塩化ビニール)は低コストで防水性に優れる一方、低温で硬化しやすく、摩擦音が出やすいという特性があります。

特に「ナイロン/PVC」や「ポリエステル/PVC」といったポリエステルやナイロンなどの表生地の裏にPVC(ポリ塩化ビニール)をラミネートした素材は気温の影響を受けやすく、夏場はまだしも冬場になると生地がカチカチに硬化してしまいます。硬化した生地は折れ・ひび割れが起きやすくなるほか、肌や他の物に当たったときに痛みを感じるほど硬くなることもあります。

対してTPU(熱可塑性ポリウレタン)はしなやかで柔軟性が高く、低温でも硬化しにくいため、摩擦音の発生を抑えやすい素材です。両素材の詳しい比較は、TPUとPVCの違いを解説した次の記事をご参照ください。

レインナビゲーター®が静かな理由|しなやかな生地が音を消す

しなやかなTPUラミネート生地で摩擦音を抑えるレインナビゲーターのイメージ

レインナビゲーター®にはTPU(熱可塑性ポリウレタン)ラミネート生地が採用されています。TPUはゴムに近い分子構造を持ち、非常に柔軟でしなやかです。この「柔らかさ」が、生地の摩擦音を根本から抑えるメカニズムになっています。

音が発生しにくい仕組み

  1. 生地自体がしなやかに追従するため、動作時の摩擦が格段に小さい
  2. 屈曲しても生地同士が「ぶつかる」のではなく「なじむ」ように動く
  3. 低温環境でも硬化しにくいため、冬季夜間の警備や早朝ロケでも静音性が維持されやすい

レインナビゲーター®は「スペックの数字だけでなく、実物の風合いと着心地を追求する」という姿勢で開発されています。実物をご覧になった方々、なかでもレインウエアを数々見てきた方々からは「レインウエアではなく普段着のようだ」という声も寄せられており、その質感は確かな評価を受けています。

警備現場でレインナビゲーター®が適している理由

警備業務において、音環境は安全管理に直結します。

静音性が安全性に関わる場面

  • 立哨中の無線交信:衣擦れ音が混入すると聞き取りミスが起きる
  • 隊員間の口頭指示:シャカシャカ音が大きいと近距離でも聞き取りにくい
  • 緊急時の対応:咄嗟の動作でノイズが発生し、集中が途切れる
  • 長時間の立哨:継続的な摩擦音がストレスとなり、疲労を加速させる

着用時に発生する生地の摩擦音は「不快感」ではなく「安全上のリスク」です。連絡ミスや応答遅延は、現場の安全管理において深刻な問題になり得ます。

警備現場の安全性を意識した機能

レインナビゲーター®は静音性だけでなく、警備現場の安全性を意識した機能も備えています。

  • 高視認性カラー:暗所・悪天候下での視認性確保
  • 前面反射パイピング・高輝度反射材:車両からの視認性向上
  • 耐水圧20,000mm以上:激しい雨でも防水性を維持

静音性と安全機能が組み合わさることで、警備現場の業務品質と安全性を同時に高める総合的なウェアとして機能します。

撮影・収録現場でレインナビゲーター®が適している理由

映像・音声収録の現場では、スタッフのウェアから発生するノイズがマイクに混入することで、NGテイクの増加・編集コストの増大・現場のストレス増加につながります。

レインナビゲーター®の生地は「着ていることを忘れるような着心地」を目指して開発されています。生地がしなやかに身体に追従するため、スタッフが動いてもウェアが主張しません。「着心地こそレインウェアの最大の価値」というトキワの開発フィロソフィーが体現された設計です。収録中のNGが減り、現場全体のテンポが上がります。

静音性だけじゃない|レインナビゲーター®の複合的な優位性

防水性・環境性能・耐久性・着心地を兼ね備えたレインナビゲーターの特長

レインナビゲーター®の優位性は静音性にとどまりません。

① 確実な防水性

耐水圧20,000mm以上をクリア。二重袖口・二重前立てによる徹底した防水設計で、プロの過酷な環境に対応します。

② 環境性能

PFASフリーのC0撥水加工を採用し、PVC不使用。高密度ファブリックとの組み合わせで環境配慮と実用性能を両立しています。

③ 耐久性

裏面全面メッシュが防水加工のTPU素材を物理的に保護し、防水性を長期にわたって維持。業務用途での反復使用に対応します。

④ 着心地・機動性

ラグランスリーブで腕の動きを妨げず、従来品比で約200gの軽量化を実現。「静音×軽量×柔らかさ」の三拍子が長時間着用でのパフォーマンスを支えます。

まとめ|静かなレインウェアが現場を変える

レインナビゲーター®の静音性は、生地の「柔らかさ・しなやかさ」という物理的な特性から生まれています。生地の摩擦音が抑えられることは、警備現場での安全管理、撮影・収録現場でのクオリティ維持に直接貢献します。

「レインウェアはどれも同じ」と思っていた方ほど、実際に着用した際の違いを実感していただけます。音の問題で現場が困っているなら、素材の「柔らかさ」から見直してみてください。

レインナビゲーター®の詳細・スタッフ向けお見積もり、ユニフォーム導入のご相談は下記よりお問い合わせください。サンプルのご確認・企業様向け一括発注もお気軽にご相談いただけます。