本記事は、2024年12月14日(土)浅草ビューホテルにて開催した、日本赤十字社活動資金『熱き一善』チャリティ ビンゴ&オ-クション2024のイベントレポートです。

開催1ケ月前に定員70名が満席となった今回のチャリティイベント。
会場となった浅草ビューホテルの最上階(28階)トップラウンジは、天気が良ければ東に「東京スカイツリー」西に「富士山」が見える最高のロケーション会場。
当日はまさにその絶景に恵まれた。


ビンゴ&オークション2024 オープニング
定刻12:30、進行役を務めた主催者・株式会社トキワの萩原代表より、まずは参加者へお礼、そして弊社のチャリティ活動のコンセプトやこれまでの足跡、また本日のチャリティイベントに関する説明がなされた。


参加者を代表してのご挨拶は、『東京都日赤紺綬有功会』の会長・瀬戸川睦人氏。
紺綬有功会とは、赤十字社最大の支援団体で全国各都道府県に存在する。
瀬戸川氏はその東京都の会長であり、全国各都道府県の会長で構成される「会長協議会」でも副会長を務める。瀬戸川会長は弊社や同会の副会長を務める弊社代表の日赤に対するこれまでの貢献を披露しながら、「今日は皆様で楽しみましょう!」。
続いて乾杯の音頭を取ったのは、大相撲・錦戸部屋の師匠、元関脇水戸泉の錦戸眞幸親方。
親方は弊社の創業50周年記念祝賀会への出席が縁で、こん日まで45年もの長きにわたるお付き合い。弊社のチャリティイベントには毎回絶大なるご協力をいただいている。


参加者は絶景に囲まれて、浅草ビューホテル自慢のお料理に舌鼓を打ちながら会話も弾む。
ビンゴゲーム(1回目)

さて、本日の趣旨であるチャリティイベントの始まりは『ビンゴゲーム』。
ビンゴゲームは2回行われ、参加者にはビンゴカードを1枚¥1,000でお買い上げいただき、その代金は全てチャリティとして日赤へ寄付される。
2回共、それぞれ20点の豪華賞品が協賛スポンサーから提供された。
まず第1回目のファーストビンゴ賞は、恒例の「主催者賞」。
弊社が提供した今回の内容は、来る2月1日に両国国技館で行われる「徳勝龍引退千田川襲名大相撲」の升S席に4名様ご招待(6万円相当)。
実はこの日、まだ断髪前の「ちょんまげ」をつけた元徳勝龍関の千田川親方本人が参加、その升S席の中でも最前列の席をご配慮してくれた。
見事これをゲットしたのは、冒頭ご挨拶をいただいた瀬戸川紺綬有功会会長。

他にも当浅草ビューホテルのスカイレストランのディナー券ペアご招待や本日の会費(¥15000)を現金でお返しするといったユニークな「払戻賞」、商品券1万円分などの協賛品が次々に司会者から読み上げられ、参加者はビンゴカードの数字に目を落としながら一喜一憂。
ビンゴゲーム(2回目)
そして、第2回目の前に再びスタッフによるカード販売。
その第2回目のファーストビンゴの賞品は、あの誰もが「一度は宿泊してみたい全国の温泉旅館」で常に上位にランクされる「箱根富士屋ホテル」の1泊2食付きペアご招待(30万円相当)。
見事これを仕留めたのは、数日前まで体調を崩して入院していた小川忠彦様。
小川様曰く「無理をしてでも来て良かったですよ!おかげさまで明後日米寿(88歳)を迎えるので、そのお祝いをしていただいたようです(笑)」と満面の笑みで語っていました。

続くセカンドビンゴの賞品「現金5万円」など次々にアナウンスされる豪華賞品に、参加者はビンゴカードに集中(笑)
この2回のビンゴゲームで販売されたカードの総数は268枚でチャリティは268,000円。
そしてメインイベント「オークション」の前に、恒例の本日最も遠方から来ていただいた参加者へ、主催者から感謝の気持ちを込めて贈られる賞「はるばる来たぜ!お江戸」、今回は名古屋からご夫妻で参加いただいた神谷 亮様、神谷様が日帰りでの参加と知った参加者からは一斉に驚きの声が上がった。

これまで鹿児島、福岡、大阪など毎回遠方からも参加者が馳せ参じてくれる弊社のイベント。
昨年は大雪の最中、秋田県から参加した方が受賞した。
チャリティオークション
さて、いよいよメインイベント『チャリティオークション』。

これまで数々のチャリティイベントを開催して来た弊社だが、オークションは毎回付き物。今回の出品者も、「大相撲界」、「プロ野球界」、そして「文化人」と多岐にわたる。
まずは、今回所用により、どうしても参加する事が出来なかったプロ野球関係者3名(前中日ドラゴンズ・和田一浩コーチ、福岡ソフトバンクホークス・清水将海コーチ、広島東洋カープ・新井貴浩監督)から提供されたグッズを本人たちのコメントを添えて紹介、更にその品物を本日参加の元東京ヤクルトスワローズの宮本慎也氏と2024年プロ野球日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズの相川亮二コーチの野球人が詳細な説明と、ユニークなコメントを発し、参加者をあおる(笑)

そして壇上で活躍してくれた相川・宮本ご両人もそれぞれ自身が持参したグッズをオークション。因みに宮本慎也氏が出品してくれた「プロ野球名球会」会員お揃いのジャンパーとキャップにサインをしたものが7万円で落札。この日の最高額だった。
ここでオークションを一休み。
かつてプロ野球界に在籍して、本日参加している方を紹介。

元中日ドラゴンズ、千葉ロッテマリーンズの内野手

元福岡ダイエーホークス球団代表、千葉ロッテマリーンズ球団社長、オリックスバファローズ球団本部長

続いて登場したのは「マンガイラストレーター」のタナカミノル先生。
昨年に続き、このイベントの為に3枚のイラスト画を描いてくれた。
近年、歌手の石川さゆりさんが先生をとてもご贔屓にされ、先生の特大イラスト画をご自宅に飾ったり、先生の描いた似顔絵を使われている。
ここで本日、ボランテアで写真撮影を担当してくれた緒方喜治氏が登壇。
緒方喜治氏は元NHKのチーフアナウンサーで、23年間の長きにわたり大相撲の実況放送を担当。また大相撲のみならずNHKを代表してオリンピックの実況を現地から中継するなど、様々なジャンルのスポーツを担当していた日本を代表するスポーツアナウンサーだ。
現在はNKKが発行する大相撲の機関誌で写真撮影を担当され、東京写真記者協会にも所属している事から本日のボランテアに繋がった。
更に緒方氏は好意にしている元横綱・白鵬の宮城野親方からもらった浴衣地を持参、オークションにも協力してくれた。


次に大相撲界から登場したのは前述の元徳勝龍の千田川親方。
千田川親方は2020年初場所、幕の内最高優勝をした時に、地元・奈良県の相撲神社が優勝記念に作成してくれたというたった5つしかない木札を出品。
そしてオークションのトリは恒例の元水戸泉の錦戸親方。
親方は、毎回ご自身がこれまで大切に所有してきた貴重な品を出品してくれる。
今回は、横綱・若乃花最後の土俵入りの写真パネル。この春亡くなった横綱・曙が太刀持ち、露払いには横綱・武蔵丸という3横綱による豪華な土俵入り写真で、しかも3横綱のサイン入り。
主催者曰く「毎年親方は、このチャリティへ貴重な品を提供してくれて、財産を1つづつなくしている(笑)」
実はこの落札者、日赤紺綬有功会の常任委員で、なんと若乃花とはかつて高等学校の同級生でしかもクラスメート。
「記念になんとしても落としたかったので、先ほどのビンゴで当たった賞品の現金5万円を全てつぎ込みました!」

このように、今回もまた参加者の多大なご協力により、26点総額504,500円がオ-クションでのチャリティとなった。



会の締めは、プロ野球界を代表して瀬戸山隆三氏。
瀬戸山氏は、こんにちまでの主催者との付き合いを語りながら、自身が千葉ロッテマリーンズの球団社長を務め日本一になった2010年に、主催者に「始球式」をお願いした事を披露。
こうしてこの日本赤十字社活動資金熱き一善チャリティ「ビンゴ&オ-クション」も盛会に、幕を下ろした。
ここに改めて、このイベントへの参加者、協力者、協賛者、その全ての方の善意に、衷心より感謝を申し上げる次第です。ありがとうございました!
次回は2025年12月20日(土)を予定しております。
皆様方のご来場、心よりお待ち申し上げております。
報告
今回のイベントでの
- ビンゴカード売上金¥268,000
- オークション落札金¥504,500
- 弊社寄付金¥47,500
総額82万円を1月16日(木)、日本赤十字社東京都支部へ届けさせていただきました。

